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突発性難聴の治療方法

突発性難聴の治療方法

突発性難聴の治療は、ステロイドによる点滴及び内服治療が基本です。治療に用いられるステロイドとは、もともとヒトの体内で生成されるホルモンです。ストレスによるダメージを予防し、免疫機構に作用する、ヒトが生きる上で必要不可欠なホルモンになります。

突発性難聴はストレスによる聴神経のダメージが一要因として疑われますので、ステロイドによる治療が有効です。まず点滴ステロイドによる治療により、神経のダメージの回復を促します。2週間程度連日投与し、徐々に投与量を減らしていきます。その後内服治療へ切り替えます。

ステロイドと聞くと、副作用を懸念する方が多いかと思います。確かにステロイドは身体のホルモンに作用するため、ある程度の副作用が予想されます。そのため治療においては血液検査により副作用の発症リスクの軽減および予防を図るのが一般的です。

代表的な副作用として、免疫抑制により感染症にかかりやすくなりますが、人ごみを避け、マスクを着用したりすることで予防できます。骨粗しょう症、胃潰瘍、糖尿病の発症率があがりますが、血液検査などで観察を行い必要に応じて薬物治療を行うことでコントロールが可能です。

ステロイドは確かに副作用がありますが、それを上回る効果が期待できます。副作用は用量依存性であり、投与量が多いと発症しやすいです。逆に投与量が少なければ、副作用をそれほど懸念することなく、薬効を得ることが可能です。

ステロイド治療は、ステロイド投与なしでも問題ないと判断されるまで継続されます。治療途中で勝手に服用を減量したり、中止したりすると、体内のホルモンバランスが急激に変化します。

その影響により病気の悪化や再発の危険性が高まり、かえって危険な状態に陥りやすくなります。難聴の状態に応じて、適宜ステロイドを有効に活用していくことが求められます。