未分類

難聴の治療方法

難聴の治療方法

難聴の種類により、治療方法は大きく異なります。外耳から中耳に何かしらの原因がある伝音難聴は、音を伝える伝音器に障害が有する難聴です。音を感じる感音器には障害がありませんので、医学的な治療による改善が期待できます。

内耳より奥の部分(内耳、蝸牛神経、脳)に何かしらの原因を有する感音難聴は、音を感じ聞きわける器官である感音器に障害が生じています。特に有毛細胞という蝸牛の中にあり、音を感知および増幅する器官は、一度細胞数が減るなどのダメージを受けると、現在の医学では回復させることができません。

そのため感音難聴に対しては医学的治療ではなく、補聴器や人工内耳といった機器によるサポートにて治療を行うのが一般的です。

ある日突然音が聞こえにくくなる突発性難聴の場合は、原因が解明されていないため、様々な治療法が試されていますが、これ!といった有効な方法は見つかっていません。ストレスが発症要因の1つとされていますので発症したらとにかく安静に過ごすことが基本です。

入院するのが望ましいですが、軽症の場合は通院で治療を行うこともあります。薬剤による治療が原則で、治療薬としては主に内服や点滴のステロイド剤が用いられ、その他、血液循環改善薬(血管拡張薬や代謝促進薬など)、ビタミンB12製剤などが用いられる場合もあります。漢方薬や鍼治療が行われるケースもあります。

いずれにせよ、突発性難聴を発症したら1日でも早く、できたら1週間以内には、遅くとも2週間以内には治療を開始することが望ましいです。

発症後1週間以内に治療を開始した場合は約40%の人が完治し、約50%の人に何らかの改善が認められる、発症後2週間以内に治療を開始した場合には約30%の人が完治、約30%の人に症状改善が認められると言われています。