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難聴を引き起こす病気

難聴を引き起こす病気

老化による難聴(老人性難聴)は加齢とともに内耳の聴覚細胞が衰えることにより発症しますが、老人性難聴以外にも難聴を引き起こす病気は多くあります。

よく知られているのは中耳炎です。中耳に炎症が起こる疾患であり、ひどくなると中耳に液体や膿がたまり、難聴を引き起こします。また中には鼓膜の一部が耳の奥に入り込むことで老廃物が溜まり、その箇所が真珠のような形の腫瘍になることで炎症を発症する中耳炎もあり、同様に難聴を引き起こします。

中耳炎は外耳から内耳までの距離が短い小児に発症しやすい病気ではありますが、成人にも発症します。耳の痛みを伴うことが多いため、異常を感じたらすぐに医療機関を受診しましょう。

メニエール病も難聴を引き起こす代表的な病気です。30~50代の女性に発症しやすく、内耳内にリンパ液が増えることにより、平衡感覚と聴覚に影響が及び、めまい・耳鳴り・難聴の3大症状を呈します。

初期に治療すれば完治も難しくない病気なのですが、めまいや耳鳴り・難聴を疲れのせいにしてしまう人が多く、早期に治療を開始できていない現状が、この病気の治りにくいというイメージを作り上げてしまっています。グルグル回るめまいが特徴です。

耳硬化(じこうか)症も難聴を発症します。内耳と中耳に骨のような固い組織が異常繁殖する病気で、難聴のほか、めまいや耳鳴りを伴います。10歳から発症例が認められており、比較的幅広い年代に発症する病気です。手術により固まった組織を取り除くことで聴力の改善が期待できます。

突発性難聴は急激な聴力の低下を認める難聴であり、その原因は不明です。内耳の感覚細胞の異常が指摘されていますが、何故異常が発生するのかは分かっておらず、ストレスなどの心理的要因が指摘されています。

このように難聴の要因は多岐にわたり、原因の特定が難しい病気です。加えて、突発性難聴のように原因が特定できない症例も多く存在します。日常生活から難聴にならないよう気を付ける(予防する)ことがとても大切です。